何らかの変更管理プロセスが運用されているか? 新しいツールを実装するには、計画と準備が必要です。変化を組織面でサポートする態勢があるか、変化の結果についてビジョンが共有されているか、ロジスティクスと従業員へのサポートはあるか、また、変化の影響を監視する手段はあるかについて検討しましょう。
習得のハードルが高い要素はあるか? あらゆる新しいサービスの導入にあたって考慮すべき最重要事項の 1 つは、使いやすさです。検討しているツールのデモを依頼して、インターフェイスの直感性、ナビゲーション操作のシンプルさなどをチェックしましょう。
組織内のチームにとって最も便利なコミュニケーション手段は何か? 使われているのはチャットやマルチチャネル メッセージング ツールだけですか? メールやプロジェクト管理ツールでのコミュニケーションも行われていますか?
どのような種類のプロジェクトに関してチームの共同作業が行われるか? 異なる業界では異なるコラボレーション ツールが必要になります。たとえば、マーケティング業の会社は製造業とは異なるツールを必要とします。業界領域的にどのような守備範囲のプロジェクトを手掛けるチームなのかを、しっかりと把握しましょう。
コラボレーションの参加人数はどれくらいか? 小規模なチームと大規模なチームでは、コミュニケーションの方法、情報共有の方法、進行状況の報告方法が異なります。チームと組織の規模に応じた適切なコラボレーション ツールを選択しましょう。
複数のツールを組み合わせるか、それともオールインワン プラットフォームを採用するか? ツール利用の監査を実施して現状を把握しましょう。導入済みのコラボレーション テクノロジをすべて特定したうえで、全社的なコラボレーションのメリットを最大化するには新しいツールを追加すべきか、古いツールを置き換えるべきかを判断しましょう。
統合性、互換性は重要か? ある目的のために最適なツールが見つかったら、そのツールを他のアプリやソフトウェアとシームレスに統合できるかどうかを検討しましょう。また、チームで使用するすべてのファイル タイプと互換性があるか確認しましょう。
セキュリティは最優先事項か? セキュリティへの対応力は、コラボレーション ツールによって大きく異なります。会議アクセスの承認、ファイル共有、チャット、外部アクセスに関する制御ポリシーとの適合性を検討しましょう。また、一部のツールではエンドツーエンドの暗号化が提供されている一方、その他のツールではキーの所有と管理を顧客が行える場合があります。
想定している支出額はどれくらいか? コストは、コラボレーション ツールの選定に関する重要な要素の 1 つです。一部のツールは無料で利用できる一方、その他のツールでは月単位、年単位、ユーザー数単位の料金プランを選択できる場合があります。 また、ツールのカスタマイズが必要な場合には追加コストが発生することがあります。
トレーニングに十分な時間と予算を費やせるか? チームにコラボレーション ツールのトレーニングを施すことは不可欠です。 コラボレーション ツールを有効に機能させるには、チーム メンバー全員にとって手軽に受容できるものでなくてはなりません。採用するソリューションを決定したら、チームのトレーニングにしっかりと時間をかけながら、新しいソフトウェアやツールへの緩やかな移行を開始します。
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