Microsoft 365 バックアップ

Microsoft 365 バックアップはビジネス継続性を実現し、安心感をもたらします。高速バックアップ、短い復旧時間、低頻度を実現し、信頼できる Microsoft 365 ネットワーク境界内にデータを保存して安全な状態に保ちながら、強力なアクセス制御を提供する機能があります。Microsoft 365 バックアップと認定 Microsoft 365 バックアップ ストレージ パートナー ソリューションの導入をおすすめする理由の詳細については、Microsoft 365 バックアップ ガイドをご覧ください。

Microsoft 365 バックアップのセットアップ方法、バックアップ ポリシーの作成方法など、Microsoft 365 バックアップの詳細についてはこちらをご覧ください。

Microsoft 365 バックアップ ストレージは、Microsoft 365 バックアップの機能を支える API プラットフォームです。お客様には、Microsoft のネイティブ Microsoft 365 バックアップ ソリューションを直接購入する選択肢があるだけでなく、ニーズに応じて、Microsoft 365 バックアップ ストレージ プラットフォーム上に構築された ISV アプリケーションを選択することもできます。いずれの場合にも、速度、回復性、その他のメリットが得られます。

Microsoft 365 バックアップはスタンドアロンの従量課金制ソリューションとして販売されています。保護対象のソース データを扱う SharePoint または Exchange Online のライセンスは必要ですが、その他のライセンス要件はありません。
コストと料金モデルの詳細な概要情報については、Microsoft 365 バックアップの価格ページをご覧ください。2024 年 7 月 31 日現在、バックアップ データ ストレージの価格は 1 GB あたり月額 USD$0.15 です。

回復ポイントの頻度 ("回復ポイントの目標" とも呼ばれます) とは、バックアップのキャプチャが行われる頻度です。Exchange の場合、回復ポイントは 10 分に 1 回の頻度で作成され、過去 1 年分がすべて保存されます。OneDrive と SharePoint の場合、回復ポイントは 10 分に 1 回作成されて過去 14 日分はすべて保存され、14 日より前から 365 日前までは週に 1 回分が保存されます。

現在は、SharePoint サイトに Teams チャネル用に保存されているファイルのみがバックアップされます (お客様の Microsoft 365 バックアップ保護ポリシーに含まれているサイトの場合)。チーム チャットや、Teams サーバーに保存されているその他のコンテンツは、現在は保護の対象ではありません。これらに対するセキュリティについては、今後追加提供予定です。

現在は、あるアイテムに変更が加えられた時点またはスナップショットが作成された時点から 1 年間にわたりバックアップが保持されます。今後、バックアップ保持期間について、より長期間または短期間の選択肢を提供する予定です。

バックアップの保持についての管理は、Microsoft 365 バックアップ ツールで定義されるデータ保持ポリシーのみに基づいて行われます。バックアップ ツールの外に定義されるデータ保持/削除ポリシーが、バックアップ ツールのコンテンツ保持に影響を及ぼすことはありません。これは、万一ミスや悪意によってデータ保持ポリシーが定義された場合に、それが原因でバックアップが削除されることを防ぐためです。

強力なデータ回復性と耐久性を提供するため、バックアップは複数の地理的な場所に保存されます。このデータの存在する場所は、お客様のデータ所在地要件に基づく地域内であることが保証されます。これは、厳しいデータ所在地要件に従うことが必要なお客様にとって重要なメリットです。

Government Community Cloud (GCC) のリリース日程については、現在は策定作業中であり確定していません。